法人番号APIの使い方:JSONで企業情報を取得する

法人番号、T番号、社名のいずれかから、法人の名称・所在地・状態を JSON で返すAPIです。国税庁の法人番号公表サイトのデータを、他の国と同じ形式で扱えます。

法人番号APIで何ができるか

取引先の登録、請求書の突合、顧客マスタの整備など、日本の法人を機械的に確認したい場面では、13桁の法人番号から名称・所在地・現在の状態を引ける仕組みが必要になります。国税庁は「法人番号公表サイト」でこのデータを公開しており、Web-API も提供しています。Prometiamの日本向けAPIは、同じ国税庁のデータを、他の国の登録簿と同じJSONの会社オブジェクトで返すものです。

国税庁Web-APIとの違い

国税庁のWeb-APIは公的で無料ですが、利用にはアプリケーションIDが必要です。国税庁の案内によれば、発行の申請には2週間から1か月ほどかかることがあります。取得方法は、法人番号を指定する方法(1回に最大10件)、期間を指定して新規指定・変更・閉鎖を取る方法(期間は最大50日)、法人名で検索する方法の3つで、ファイル形式を指定して受け取ります(形式はCSVまたはXML)。

  • 認証:Prometiamは登録後すぐに使えるAPIキー(rk_live_...)です。アプリケーションIDの申請を待つ必要はありません。
  • 形式:他の国と同じ会社オブジェクトを data 配列のJSONで返します。XMLやCSVの変換処理は不要です。
  • 社名検索:漢字・かなに加え、ローマ字でも検索できます。ローマ字検索は、公表データにカタカナの読みがある法人について、その読みから作成したローマ字名を使います。
  • 変更の把握:登録簿の変更イベント(名称・状態・法人の種類・所在地)を取得でき、取引先の変更はモニタリングで通知を受けられます。
  • 複数の国:同じ呼び出しで country を変えるだけで、日本以外の国も扱えます。

データの出所はどちらも国税庁です。公的なAPIで十分な場合は、そちらを使うのが最も確実です。Prometiamが向くのは、JSONで日本と他国を同じ形で扱いたい、ローマ字で社名を検索したい、変更を通知で受けたい、といった場合です。

curlとPythonの例

法人番号で検索します。例はトヨタ自動車の 1180301018771 です。先頭に T を付けたT番号でも、全角数字でも検索できます。

curl 'https://api.prometiam.com/functions/v1/risk-api/companies/search?country=JP&company_number=1180301018771' \
  -H 'Authorization: Bearer rk_live_...'

社名で検索する場合は name を使います。日本語でもローマ字でも構いません。

import requests

r = requests.get(
    'https://api.prometiam.com/functions/v1/risk-api/companies/search',
    params={'country': 'JP', 'name': 'toyota'},
    headers={'Authorization': 'Bearer rk_live_...'},
    timeout=30,
)
for c in r.json()['data']:
    print(c['company_number'], c['company_name'], c['status'])

最小限の応答は次のようになります(実際のオブジェクトには標準の会社項目がすべて含まれます)。

{
  "data": [{
    "country": "JP",
    "company_number": "1180301018771",
    "company_name": "トヨタ自動車株式会社",
    "status": "active",
    "region": "Aichi",
    "registry_details": { "furigana": "トヨタジドウシャ" }
  }]
}

返ってくる項目

項目内容
company_number13桁の法人番号。先頭の1桁がチェックデジットです。
company_name登記上の名称(日本語)。
statusactive(現存)、deregistered(公表データ上で閉鎖)、merged(合併)の3種類のみ。
legal_form株式会社、特例有限会社、合名会社、合資会社、合同会社、外国会社など。
address、postal_code、region所在地、郵便番号、都道府県(英語表記)。
registry_detailsカタカナの読み、ローマ字名、英語名と英語住所(登録がある場合のみ)、合併の承継法人番号。

取得できないもの

日本のレコードは国税庁の法人番号データに基づく企業レコードのみです。次の情報は含まれません。

  • 設立年月日、業種コード、資本金、役員。
  • VAT番号。適格請求書発行事業者の登録の有無も確認しません(登録の確認は国税庁の公表サイトで行います)。
  • 清算や倒産の状態、倒産情報。状態は現存・閉鎖・合併の3種類です。
  • 対象外の法人。提供するのは株式会社、特例有限会社、合名会社、合資会社、合同会社と、登録された外国会社に限られます。国の機関、地方公共団体、組合などは提供しません。個人には法人番号がありません。

料金

会社レコードの取得は1回につき1クレジットです。14日間の無料トライアル(500クレジット、クレジットカードが必要、期間中の請求なし)の後は、Starter(月額9.99ユーロ、1,000クレジット)から選べます。詳しくは料金ページをご覧ください。

出典:国税庁法人番号公表サイト(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/)。Prometiamが編集・加工して作成(国税庁が作成した情報ではありません)。

関連ページ

14日間の無料トライアルを始める · APIドキュメント

トライアルは14日間で、500クレジットが含まれます。クレジットカードが必要ですが、トライアル期間中に請求はありません。解約しない場合は、その後Starterプラン(月額9.99ユーロ)に移行します。

Frequently asked questions

法人番号APIとは何ですか。
法人番号から法人の名称・所在地・状態を取得するAPIです。国税庁が法人番号公表サイトのWeb-APIとして提供しているほか、Prometiamの GET /companies/search?country=JP でも、同じ国税庁のデータをJSONで取得できます。
国税庁のWeb-APIと何が違いますか。
国税庁のWeb-APIはアプリケーションIDの申請が必要で、結果はCSVまたはXMLで返ります。Prometiamはキーを発行すればすぐ使え、JSONで他の国と同じ形式で返し、ローマ字検索、変更イベント、モニタリングも使えます。データの出所は同じ国税庁です。
T番号で検索できますか。
できます。法人のT番号は T に法人番号を続けたものなので、法人番号として扱われます。ただし、適格請求書発行事業者として登録されているかどうかは確認しません。確認は国税庁の公表サイトで行ってください。
ローマ字や英語で検索できますか。
社名はローマ字で検索できます。公表データにカタカナの読みがある法人について、その読みから作成したローマ字名を使うため、すべての法人が見つかるわけではありません。英語名は法人が登録している場合に限ります。
設立日や資本金は取得できますか。
いいえ。国税庁のデータに含まれないため、設立年月日、業種コード、資本金、役員は提供しません。