新たに法人番号が付いた、社名が変わった、本店が移った。こうした登録簿の変化は、取引や購買が動き出す合図になりやすいものです。Prometiamは、顧客リストの法人を監視して変更を知らせ、日本全体の変更イベントも一覧で返します。扱うのは法人単位のデータだけで、役員などの個人情報は含みません。
日本の法人については、名称、状態、法人の種類、所在地の変更が、登録簿の変更イベントとして取得できます。日付は、変更が登録簿のデータに初めて現れた日で、登記日や公告日ではありません。最初の取り込み(2026年10月)より前のイベントはありません。
| 変化 | event_type | 営業にとっての意味 |
|---|---|---|
| 新たに法人番号が付いた法人 | new_incorporation | 口座、会計・税務、保険、業務システム、オフィスなど、立ち上げ時の需要が生まれる |
| 社名の変更 | name_change | リブランドや事業再編の合図。契約書、請求書、各種システムの名称変更が発生する |
| 所在地(本店)の移転 | address_change | 新オフィスの内装、回線、什器、各種サービスの切り替え需要 |
| 法人の種類の変更 | legal_form_change | 合同会社や特例有限会社から株式会社への変更が目立つ。体制の見直しと重なることがある |
| 閉鎖 | dissolution | 与信の停止、債権の確認、顧客リストの整理 |
| 合併 | merger | 取引先が統合され、承継法人が窓口になる |
legal_form_change の previous_value と new_value は国税庁の法人種別コードで、301 は株式会社、302 は特例有限会社、305 は合同会社です。合併では、承継法人の法人番号が registry_details.successor_number に入ります。
founded_after では取れない日本のレコードには設立年月日がないため、GET /companies/search?country=JP&founded_after=... は日付にかかわらず空の結果になります(1クレジットかかります)。新設法人はイベントの new_incorporation(act_type は registered)で取得します。法人番号が指定されて間もない法人が登録簿のデータに初めて現れた日が event_date で、event_detail の「founded」に続く日付は登録日(法人番号が指定された日)です。
法人番号で会社を検索して id を取得し、POST /monitor で登録します。CRMの取引先IDを label に入れておくと、通知のたびに返ります。登録にクレジットはかかりません。
import requests
BASE = 'https://api.prometiam.com/functions/v1/risk-api'
H = {'Authorization': 'Bearer rk_live_...'}
# 顧客リストの法人: 法人番号とCRMの取引先ID
accounts = [('1180301018771', 'crm-1001'), ('5010401067252', 'crm-1002')]
for houjin_bangou, crm_id in accounts:
r = requests.get(f'{BASE}/companies/search', headers=H,
params={'country': 'JP', 'company_number': houjin_bangou})
r.raise_for_status()
hits = r.json()['data']
if not hits:
continue
requests.post(f'{BASE}/monitor', headers=H, json={
'company_id': hits[0]['id'],
'country': 'JP',
'label': crm_id, # 通知のたびに返る
'events': ['corporate_event', 'status_change', 'dissolution'],
'webhook_url': 'https://example.co.jp/hooks/prometiam',
}).raise_for_status()
通知には署名が付きます。X-Prometiam-Signature ヘッダーは、sha256= に続けて、本文を POST /monitor が返す webhook_secret でHMAC-SHA256にかけた値です。営業担当へのタスクを作る前に検証してください。webhookは全プランで使えます。通知は GET /monitor で読めるので、夜間バッチでも運用できます。監視できる法人数は、無料トライアルが3社、Starterが25社、Professionalが250社、Scaleが2,500社です。
会社名も法人番号も指定せずに GET /company-events/search を呼ぶと、その国の変更イベントが新しい順に返ります(country は必須)。event_type で絞り込めます。date_from を省略すると7日前から、さかのぼれるのは最大31日前までで、それより前の日付は400で拒否されます。毎日または毎週このフィードを読み、自社の対象に合う法人を拾えば、まだ監視していない取引先候補が見つかります。
# 過去7日間に登録簿のデータへ現れた新設法人を、新しい順に100件 curl 'https://api.prometiam.com/functions/v1/risk-api/company-events/search?country=JP&event_type=new_incorporation&limit=100' \ -H 'Authorization: Bearer rk_live_...'
1回の呼び出しは最大100件で2クレジット、next_cursor を cursor に渡して次のページを取得します。新設法人のイベントには名称と法人番号だけが入り、所在地は含まれません。必要なら、イベントの company_id で GET /companies/{id} を呼びます(1クレジット)。名称や住所の英数字は国税庁の表記のとおり全角で返ることがあるので、CRMと突き合わせる前に半角へそろえてください。
import unicodedata
import requests
BASE = 'https://api.prometiam.com/functions/v1/risk-api'
H = {'Authorization': 'Bearer rk_live_...'}
r = requests.get(f'{BASE}/company-events/search', headers=H,
params={'country': 'JP', 'event_type': 'address_change', 'limit': 100})
r.raise_for_status()
for e in r.json()['data']:
new_address = unicodedata.normalize('NFKC', e['new_value']) # 全角の数字・英字を半角に
if new_address.startswith('東京都'): # 続きは pagination.next_cursor
print(e['event_date'], e['company_number'], e['company_name'], new_address)
国税庁の法人番号公表サイトは、新たに法人番号を指定した法人等の情報のほか、名称・所在地の変更や登記記録の閉鎖等の変更情報を、日次の差分ファイルとして公開しています(過去40日分、CSVまたはXML、休日・祝日と12月29日から1月3日は作成されません)。全国の差分を自分で取り込んで処理できるなら、それで足ります。APIが違うのは、変化を event_type ごとのJSONで返すことと、特定の取引先だけをwebhookで監視できることです。
出典:国税庁法人番号公表サイト(https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/)。Prometiamが編集・加工して作成(国税庁が作成した情報ではありません)。
監視にクレジットはかかりません。会社の検索とレコード取得は1クレジット、イベントの検索は2クレジットで、エラーは無料です。Starterは月額9.99ユーロ(1,000クレジット)、Professionalは月額29.99ユーロ(10,000クレジット)、Scaleは月額99.99ユーロ(50,000クレジット)で、webhookは全プランで使えます。14日間の無料トライアルは500クレジットで、クレジットカードが必要です。期間中の請求はなく、解約しない場合はStarterに移行します。詳しくは料金ページをご覧ください。
トライアルは14日間で、500クレジットが含まれます。クレジットカードが必要ですが、トライアル期間中に請求はありません。解約しない場合は、その後Starterプラン(月額9.99ユーロ)に移行します。